Silkeyの忘備録兼保管所

公開に問題ない範囲で、忘備録として

PSO2:NGSはなぜ面白くないと言われるのか ~FF14をやってみて感じたNGSの現状~

はじめに

SEGAからリリースされたゲーム、「PSO2:NGS」。以前より大変注目されていたゲームである。

事実βテストは大変な人気であり、サーバー落ちが起こるほどに満員であった。筆者である私も2回目のβテストに当選した。サーバー落ちや時限クエストのバグ、地面抜けなど様々な問題があったものの、それすらネタに、誘ってくれた友人と一日中やり込み楽しんだのは記憶に新しい。いくつかスクリーンショットも撮るほどに心が躍ったのをよく覚えている。しかし、最近になってこんな言葉が聞かれるようになった。

 

「旧PSO2の方が面白かった」

「NGSは完全な失敗」

「やることがない」

 

これらのような言葉が聞かれるようになった同時期からアクティブユーザーの数も大きく減ってしまっている。サービス開始直後はほとんどのブロックが満員だったのだが、現在は良くて4つが満員になることが関の山。開始直後の隆盛は既に失われてしまった。国内版はまだしもグローバル版は酷い有様で、最悪の場合サ終目前だとも聞く。

正直筆者も現在のNGSに関して「ただ歩き回るだけのキャラシミュレータと化してないか?」という懸念を抱える人間である。しかし、それをただ闇雲に言いふらしたところで、ただのアンチに落ちぶれてしまうことは分かっているし、比較対象のオンラインゲームにもあまり手を出したことがなかった。

アークス諸氏におかれても、NGSが面白くないと言うのは簡単だが、実際に「なぜ面白くないのか?」という事を詳細に考える機会や、それを綴った何かしらの媒体は存在するにしろ数が少なかったように思う。そもそも、プレイヤーの興味自体が失われている可能性すらある。もちろん今の状態でも十分楽しんでるよ!という人たちの冷たい視線ももっともである。

そこで私は一度NGSの前線より身を引き、数あるオンラインゲームの中でNGSとの引き合いによく出される「ファイナルファンタジー14(以下FF14)」を新しくプレイすることにした。今もなお世界中で多大なる人気を誇るオンラインゲームに手を出すことで、今のNGSの何がダメなのかを理解しようとしたのである。

本記事はPSO2が好きだった筆者がFF14を完全初見プレイしてみて個人的に感じた、NGSの課題や問題点を書き連ねていくものである。先に申し上げておくが、筆者はこういう記事を書いたことは一度もない。ぶっちゃけこの記事を投稿するために新しくアカウントを作ったものである。また、あくまで筆者自身が感じたことだという事を理解していただきたく、重ねてお願い申し上げる。

このように念押ししたうえで、また如何に変人奇人と呼ばれようとも、明言し、残しておかなければならないNGSへの違和感を感じてしまったが故に、稚拙な文章ではあるが、しばらくの間お付き合いいただければ幸いである。

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